ソファーが欲しいなぁ、と思い続けて5年…。
家具屋を回り候補が上がったと思えば、消え、上がっては消えを繰り返し、なかなか購入する事が出来ませんでした。
購入に踏み切れない理由は、高価な買い物であることはもちろんですが、何より、うちにはサイズが大きすぎる。
仙台にアクタスが出来れば見に行って、実際にソファーに色々座りシンプルで座り心地が良く飽きがこないデザインのアイラーセンのソファーに決めそうになりましたが、やはりサイズがでかい。
横幅のオーダーは出来るのですが、奥行きとのバランスでデザインが崩れてしまう気がして購入に踏み切れず…。
なじみの家具屋さんに行っては、天童木工のマルガリータソファに座り、奥行きも浅く横幅も180cmと何とか家に置けそうだと思うが、やはりちょっとだけサイズが大きい気がして…。
ハンス・J・ウェグナーのソファーには心引かれるものが多いのですが、値段が高すぎるし、やはり少しサイズが大きい…。
そんなこんなで、なかなか決まらず現在に至っていたのですが、オークションで160cm幅のデイベットを発見。
1960年代のデンマーク製とのこと。
マニアではないので、ヴィンテージ品にはこだわりはなかったのですが、何よりサイズが良い。
お値段も買ってから生地を張り替えてリフレッシュしたとしても予算の範囲内。
もうこれは出会いだと思い、思い切って購入しちゃいました。
届いた品は、木部は少し薄汚れ、ネジの部分はゆるみのある状態…。
だけど、年代を考えると程度は悪くない。
使い始めるにあたって、出来る事は自分でやろうと思い、こども達に手伝わせリフレッシュスタート。
まずは、掃除機でホコリを落とし、ファブリーズと天日干しで除菌。
フレームはネジの緩んでいる所を増締め。
全体をサンドペーパーでサンディング後、家を建てた時にもらった「きぬか」というお米のオイルを塗って、余分な油分は拭き取り。
半日がかりの仕事でしたが、こども達は「新品!!新品!!」と喜んでました。
マットレスや背もたれは、さすがにくたびれてますが、座り心地も上々。
とても60年前に作られたものとは思えない程の作りの良さでした。
数年はこのまま楽しんで、その後は少し明るめの生地に張り替えようかと妄想中です。
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